日記

月がきれいの舞台・小江戸 川越に巡礼

2017.07.06 04:04

今日の1曲: 月がきれい / 東山奈央

おはようございます。
不覚にもちょっとPCから目を離していた隙にWindowsの更新が勝手に始まってしまい、しかも何らかのシステムファイルを破損されたのか更新が完了した後ログインすると、そこにはデスクトップもタスクバーもない、スタートも開けない、explorer.exeすら起動していない、ただ真っ暗闇の中にカーソルだけが存在している世界になってて、かなり死にかけたXIAORINGです。
これだからWindows Updateは…(なお2日程かけて無事復旧しました)

気付けばもう7月です。夏です!
いつの間にか2017年も半分終わってしまったんですね…ヒェ~ッ・・

春クールの作品もみんな最終回を迎えてもう夏クールの作品がぼちぼち始まっていますね。

ところで春クールの作品が終わって7月になったということは…そうです、夏コミまであともう1ヶ月……
進捗が壊滅的にやばいです。進捗ダメです。
果たして弊サークルは無事新刊を出すことができるのか…

そんな状況なのですが、今回はちょうど最終回が終わったこのタイミングで更新したいところだったので更新します!

今回は先週に最終回が終わった2017年春クール作品、月がきれい」の舞台となった川越に、巡礼に行ってきたレポートをお送りいたします!

記事の趣旨上、登場シーンの説明に激しくネタバレを含んでいますのでご注意ください!

「月がきれい」の舞台、川越に巡礼に行ってきました

ちょうど先週の6月末で最終回を終えた、2017年春クール作品の「月がきれい」

これがもう、あまりにも限りなく純度が高すぎる、純度100%の純愛で、オーバーキルで悶え殺されるか、あるいは魂が浄化されるか、とにかく毎週毎週我々視聴者がまさにこれが神回だと望んだような神回ばかりを集めて1話から12話まで凝縮して濃縮還元したものを3ヶ月間注入され続けたような、そんな作品で、自分の中では2017年いまのところダントツの作品でございました。

それでいてラノベ的展開やサービスシーンや御都合主義展開などに頼ることなく (当然ラノベ作品や萌え作品を否定するつもりは一切ありませんが) 、等身大の姿を正攻法で行く純愛ストーリーで、安曇くんと水野さんの等身大の初々しさやもどかしさや悩みや、そこから一歩ずつ成長していく姿、青春の甘酸っぱさが止め処なく溢れ出て、良い食材を丁寧に調理して見事に仕上げた王道料理で正面から堂々と攻める圧倒的強さを前に、もはや完全に語彙力を失ってただただありがとうと感謝を述べるのみというほんと、ありがとう…本当にありがとうございました……

☾ 月がきれい

その作品の舞台となったのが埼玉県の川越
もともと小江戸と呼ばれる素敵な街並みがある街でしたが、作中にいろいろと川越の場所が出てきて、こんな視聴体験をしたせいで良さがマシマシになり、気付いたら完全に「この聖地、行かなきゃ…!」という思想が確固たるものになっていました。

ということで、放送期間中の5月21日と6月10日の2回にわたって、「月がきれい」の舞台になった川越へ、巡礼に行ってきました!

写真のキャプションに作中で登場した話数と時間 (TOKYO MX初回放送時のCM等も含めただいたいの時間) を書いています。

またそのキャプションの「○話・○分○○秒」の部分を押すと、公式のYouTubeの該当のシーンにリンクしています。

西武新宿線・本川越駅前

見事に快晴で初夏の陽気となった5月21日、早朝に出かけて自転車を輪行、副都心線から直通の東武東上線で朝8:00川越市駅へ!
そこから自転車でまずは西武新宿線本川越駅前へ向かいました。

川越にはJR川越線東武東上線川越駅東武東上線のみの川越市駅西武池袋線本川越駅の3駅が近くにあります。
このうち本川越駅は、6話安曇くんが東京に行くときに使う駅で、また1話でも出てきた駅前のスクランブル交差点本川越駅の前です!


1話・9分34秒、水野家が夕食を食べに行くときの背景/6話・8分43秒、挿入歌Aメロ、駅前の背景 (本川越駅前スクランブル交差点)

6話の挿入歌が流れているところで登場する本川越駅
駅構内の様子は帰りに撮っているので、のちほど…


6話・8分47秒、挿入歌Aメロ、駅前の背景 (本川越駅・駅前)

本川越駅前のスクランブル交差点から西を向いたところに、1話「春と修羅」安曇家と水野家がばったり遭遇するあのファミレスがありました!


1話・9分35秒、水野家が夕食を食べに行くときの背景2カット目 (ガスト本川越店)

川越松江町郵便局

本川越駅前から北に真っ直ぐ進むと有名な一番街の街並みなのですが、その途中でちょっと脇に逸れると、1話で安曇くんが出版社への応募原稿を投函しにいった、川越松江町郵便局があります。


1話・18分27秒、安曇くんが出版社への応募をポストに投函するところ (川越松江町郵便局)

川越一番街商店街・蔵造りの街並み

川越といえば有名な観光地が、川越一番街商店街の蔵造りの街並み!
この伝統的な景観の素敵な街並みは、重要伝統的建造物群保存地区として保護されています。

1話の一番最初や、オープニング、そして10話の川越まつりのシーンで出てくる通りが、この川越一番街商店街でした!


10話・Aパート、川越まつりで山車が巡行する蔵造りの街並み (川越一番街)


1話・0分06秒、アバンタイトル最初のカット (川越一番街商店街)


1話・0分12秒、アバンタイトル2カット目/OP・Aメロ1カット目 (川越一番街商店街・時の鐘入口交差点前)

このエリアにあるのが、川越のシンボル、時の鐘
10話川越まつりの回で、時の鐘んとこ、来て!とLINEを送って小太郎くんと茜ちゃんが合流したのが、この時の鐘の下です。(撮影日の後日の放送だったため同じアングルの写真はないです)


10話・Bパート最初、川越まつりの途中で小太郎くんと茜ちゃんが合流したところ (時の鐘・鐘つき通り)

一番街と時の鐘のあたりは、普通に川越の観光で最も人気の場所だけあって、人通りがとても多かった印象です。
京都とかもそうですが、こういった良い街並みのある街ってとても好きです!

大正浪漫夢通り

川越というと一番街が注目されがちですが、その通りから1本裏に入ったところに、これもまたレトロでいい感じの建物が並ぶ通りがあります。
それが、大正浪漫夢通り

安曇くんの行きつけの古本屋、立花古書店があるのがこの大正浪漫夢通りで、お店の前あたりはわりと頻繁に登場しましたね!


1話・18分54秒、神社を出てから大正浪漫夢通りを歩く安曇くん (大正浪漫夢通り・BOUTIQUEアリス前)


1話・19分03秒2話・22分24秒5話・19分14秒9話・2分12秒11話・12分47秒、安曇くん行きつけの立花古書店 (大正浪漫夢通り・いせや前)

一番街に負けず劣らずこちらも良い街並みです!

川越熊野神社

そしてこの大正浪漫夢通りに入口がある、川越熊野神社
この神社がこの作品のある重要なシーンの舞台になりました!

まずは1話で神社の鳥居から通りに出てくるところが登場。


1話・18分48秒、神社の鳥居をくぐって大正浪漫夢通りに出てくる安曇くん (川越熊野神社・入口)

境内の様子も、1話の一番最初でさっそく登場します。


1話・0分26秒、アバンタイトル5カット目/3話・17分33秒、挿入歌Aメロ (川越熊野神社)

そしてこの神社が大きく登場するのが第3話「月に吠える

前半に安曇くんが放課後に神社に行くシーンがあり、そして後半、挿入歌「初恋」がかかっているところで安曇くんがこの熊野神社にお参りしに来ました


3話・1分27秒、放課後に神社に行く前の背景 (川越熊野神社・入口)


1話・18分43秒、郵便局へ行った後、神社へやってきた安曇くん/3話・1分31秒、放課後に神社で座っている安曇くん (川越熊野神社)


3話・1分34秒、放課後に神社に座っている安曇くん (川越熊野神社・本殿)

ここからが3話の後半、挿入歌に合わせて登場したところ


3話・17分17秒、挿入歌Aメロ、神社に来た安曇くん (川越熊野神社・入口)


3話・17分26秒、挿入歌Aメロ、神社の参道を歩く安曇くん (川越熊野神社・足踏み健康ロード)


3話・17分58秒、挿入歌サビ、手水舎で清める安曇くん (川越熊野神社・手水舎)

そしてこの川越熊野神社が舞台となった最も重要なシーンは、同じく3話のラストシーン
夜に安曇くんと水野さんが偶然出会い、神社で安曇くんが水野さんについに告白する、あのシーン!


3話・21分36秒、夜の神社で偶然会う安曇くんと水野さん 「あっ…」「水野さん…」 (川越熊野神社・連雀町自治会館前)

大通りに近い側で出会い、そのあと2人は奥に移動します。
そして2人が座って話をしていたのが、本堂の向かって右脇の軒下でした。
本堂と塀に挟まれた物陰のようなスペースになっています。


3話・22分03秒、告白シーン1 上からチルトダウンして神社の軒下に座る安曇くんと水野さん (川越熊野神社・本殿)

ここでついに安曇くん、夏目漱石が「月がきれいですね」と訳したように言うのかとみせかけて、ストレートに一言「つき…あって…
うおおおおおおおおおおおおおお安曇くんよくやった!!!!11ありがとう!!!1


3話・22分06秒以降、告白シーン2 神社の軒下で会話する安曇くんと水野さん (川越熊野神社・本殿)


3話・22分39秒以降、告白シーン3 神社の軒下で会話する安曇くんと水野さんややアップ (川越熊野神社・本殿)


3話・24分30秒、告白シーン4 安曇くんが水野さんについに一言「つき……あって」 水野さん「えっ」 2人に夜風が吹く (川越熊野神社・本殿)

ちなみにこの川越熊野神社には神楽殿があり、安曇くんたちが稽古で使っているような感じの太鼓がありました!

新河岸川・氷川橋

続いては川越の中心街からやや離れて北東へ。

この作中ではほとんどの話数で頻繁に川が出てきますが、これが川越市内を流れる新河岸川 (しんがしがわ) という川です
特に川越氷川神社 (後述) のすぐ裏手にある、氷川橋のところの川原は、作品終盤で重要なシーンの舞台となりました

氷川橋の上から上流の北西を向くと、川の両岸から桜の並木が川を覆うように連なっていてトンネルのよう!
ここがオープニングのカットや1話の一番最初のカットの場所になりました。


1話・0分29秒、アバンタイトル6カット目/11話・15分28秒、クリスマスに茜ちゃんと会う前の背景 (新河岸川・氷川橋上流)


1話・0分33秒、アバンタイトル7カット目 (新河岸川・氷川橋)

新河岸川沿いは桜の花見スポットのようで、桜の季節もまたきっといいところだろうなあ。
「河岸」(かし/船着場) と入っている通り、新河岸川は江戸時代には江戸と川越を舟で結ぶ水運ルートとして、人々や物資の往来に使われていたそうです。(河岸があったのはもう少し下流の新河岸駅あたり)


OP・Aメロ2カット目 (新河岸川・氷川橋上流)

そして、

  • 8話「ヰタ・セクスアリス」のクライマックスで挿入歌「夏祭り」が流れ、「ありがとう、茜ちゃん…って呼んでいい?」「私も、小太郎くん」と初めて名前で呼び合った橋
  • 川越まつりで一度は険悪になった10話「斜陽」のラストシーン、挿入歌「fragile」が流れる中「ずっと一緒にいたいし…本気だから」「ありがとう…うれしい」と元通りになった橋、
  • クリスマスの11話「学問のすすめ」で待ち合わせの場所になって茜ちゃんが待ってた橋、
  • 最終話「それから」の受験の発表の後で千夏がコタのこと、ずっと好きでした!」と告白した橋

そんな大事なシーンで何度も登場して、特に小太郎くんと茜ちゃんのキスシーンの現場になった橋が、この氷川橋でした!

しかし、付き合い始めた頃はお互いまだどうしていいか分からず初々しさがあった2人が、少しずつ前に進んでいって成長していく感じとか、初めての思い出の場所でまた再び…とか、もうね、ほんと純度が高すぎて見事私は何度も悶え殺されました…ありがとう…ありがとう……!!


8話・19分25秒以降のクライマックス、「ありがとう、茜ちゃん…って呼んでいい?」「私も、小太郎くん」の橋/10話・22分24秒以降のラストシーン、「ずっと一緒にいたいし…本気だから」「ありがとう…うれしい」の橋/11話・15分31秒、クリスマスに待ち合わせで茜ちゃんが待っている橋/最終話・5分20秒、受験の発表の後で千夏が「コタのこと、ずっと好きでした!」の橋 (新河岸川・氷川橋)

巡礼したのが6話放送時点の5月21日だったので、その後に登場した8話10話11話最終話のぴったりのカットでは撮っていないんですが、橋の横から見るとこんな橋です。
上部がアーチしていて欄干 (らんかん) に擬宝珠 (ぎぼし) がついているのが特徴的です。

巡礼に行った後日にこんな何回も出てきて、写真撮っておいてよかった…


10話・23分49秒のラストシーン、氷川橋を横から/11話・15分58秒、クリスマスに会う2人、「ごめん、待った」「ううん、2人きりで会うの久しぶり」の次の橋を横からのカット (新河岸川・氷川橋)

川越氷川神社に行った後この橋に辿り着いた8話と同じく、実際に神社の裏手から出るとこの橋の南詰 (こちらの写真) に出ます。

氷川橋から上流の川沿いの道は、11話の後半に神社にお参りした後に2人が抱き合っていたあの現場です!


11話・19分10秒、神社にお参りした後、川沿いの道で抱き合う2人 (新河岸川・氷川橋上流)

新河岸川は川越市内をぐるっとカーブして囲むように流れていて、同じ川の他の場所もよく出てきましたので、川に沿って自転車で走りながら登場した場所を巡ってきました。

新河岸川・田谷堰

氷川橋から上流に進んでいくと最初に登場するのは、歴史を感じるレトロな堰と石橋が合わさった、田谷堰 (たやぜき)

6話「走れメロス」のAパート、茜・千夏・葵の陸上部3人が石段に座っていた川原がこの場所です。


6話・3分55秒、AパートCM明け、夕方の川沿い (新河岸川・田谷堰)

田谷堰の橋の上から下流側を見ると、3人の会話中のカットに。


6話・3分57秒、アイス食べながら話す茜・千夏・葵 「千夏タイムよかったね」「来週だしレース」「県大会狙えたりして」「いやないないないw」(新河岸川・田谷堰下流)

ここの石段に座ってアイスを食べていました。


6話・4分06秒、アイス食べながら話す茜・千夏・葵 「あ!それ一口ちょうだい」「またそれ~!?」「んーおいしいこれ~」(新河岸川・田谷堰下流)

さらにこの場所、最終話でもう1度登場します。
卒業式の翌日に会う約束をしていた小太郎くんと茜ちゃん、茜ちゃんが待っているところに小太郎くんが「茜ちゃん!ごめん、待たせちゃった?」と走ってくる、2人の待ち合わせの場所がここでした


最終話・12分10秒、卒業式の翌日、小太郎くんと茜ちゃんが会って、「茜ちゃん!ごめん、待たせちゃった?」の待ち合わせ場所 (新河岸川・田谷堰)

新河岸川・高沢橋

さらに新河岸川を上流へと遡り、ちょうど一番街札の辻交差点から西へ曲がった県道35号線が川を渡る、高沢橋のあたりも、作中のいろんなところで登場した場所です!

高沢橋の南、上流側から、カーブする新河岸川を見ると、1話の一番最初に出てきた背景カットです。
それから最終話で、卒業式の翌日に田谷堰で待ち合わせした2人が川沿いを歩いていたところも、このあたりでしょうか。


1話・0分35秒、アバンタイトル8カット目/最終話・12分39秒、卒業式の翌日に小太郎くんと茜ちゃんが川原を歩いて「引っ越しの用意、大変?」「慣れてるから、うち」 (新河岸川・高沢橋)

3話、水野家の夕飯のシーンの後で、千夏が夜に走っているシーンも、この高沢橋です。


3話・11分58秒、水野家の食卓のシーンの次、千夏が夜に走っているシーンの背景 (新河岸川・高沢橋)

大会の様子が回想シーンで流れて、千夏が立ち止まって「私だって…!」と言って再び走り出すのが、ちょうど高沢橋の上です。


3話・12分51秒、大会の回想シーンの次、立ち止まる千夏「私だって…!」 (新河岸川・高沢橋)


3話・12分55秒、再び走り出す千夏 (新河岸川・高沢橋)

それから5話「こころ」でも新河岸川の高沢橋周辺が度々登場!

夜に小太郎と千夏が歩いていた予備校の帰り道が、この川沿いの道でした。
車のヘッドライトが光って、2人の脇を通り過ぎる、あの道です。


5話・16分12秒、夜、予備校の帰りに歩く安曇くんと千夏「三中あんまいないね。知り合いは少ない方が楽そう」(新河岸川・高沢橋上流)


5話・16分19秒、夜道を歩きながら、千夏「LINE教えて」そこへ車が通過 (新河岸川・高沢橋上流)


5話・16分31秒、振り返って歩き出す2人 (新河岸川・高沢橋上流)

高沢橋から下流へしばらく行ったところに、石段のある濯紫公園 (たくしこうえん) があります。

ここ、5話で夕方に水野さんと比良部長が2人で話してた場所で、さらに、11話に小太郎くんと茜ちゃんがクリスマスプレゼントの交換をしたあの石段です!


5話・15分39秒、夕方の川、水野さんと比良部長のシーン/11話・16分08秒、クリスマスに川沿いの石段に座ってプレゼント交換した場所 (新河岸川・濯紫公園)

このあたりにはいくつか飛び石もあって、作中でも何回か飛び石が出てきました。
最終話でも、小太郎くんが千夏ちゃんに告白されたことを何で言ってくれなかったのって茜ちゃんが問い詰めてたシーンで、飛び石を渡っていました。


5話・15分07秒、夕方の川の背景、飛び石 (新河岸川・濯紫公園付近)

新河岸川・道灌橋

高沢橋田谷堰の中間あたりに、橋の欄干に灯籠のような屋根のようなものが付いた、レトロな雰囲気の橋があります。
これが道灌橋 (どうかんばし) という橋!

11話で、先ほどの濯紫公園でプレゼント交換をした後に「がんばってるね小太郎くん。教室でも眠そう」と話ながら橋を渡っていたのですが、欄干の感じとかからおそらくこの道灌橋あたりでしょうか。
巡礼したのはまだ6話放送終了時点で、ここが出てくるとは予想していなかったんですが、なんかいい橋だなーっと思ってたまたま写真撮ってたら、後日出てきました。
実際のカットは橋の反対側からのアングルと思われますが。


11話・17分41秒、濯紫公園でプレゼント交換の後に2人で渡った橋「がんばってるね小太郎くん。教室でも眠そう」 (新河岸川・道灌橋)

西武新宿線・本川越駅構内

そんな感じで川越をいろいろ巡礼して、帰りは西武新宿線本川越駅から帰りました。
この本川越駅6話「走れメロス」で安曇くんが東京の出版社に行くときに電車に乗った駅です!

挿入歌「3月9日」が流れているところで、安曇くんが路線図を見上げて「遠…とつぶやくところは、上の写真の改札口の右隣にある券売機のところでした。


6話・8分55秒、挿入歌Aメロ、駅で路線図を見上げる安曇くん「遠…」 (本川越駅・券売機)

ホームに西武6000系の車両が入線してくるところは、4番線のホームですね!
(6000系が来るまで粘るほどの時間はなかったのでホームだけ)


6話・9分13秒、挿入歌Bメロ、駅に西武6000系が入線 (本川越駅・4番ホーム先端)

車両はないですが、安曇くんが乗車した場所は4番線のホーム中程の、このあたりでしょうか。


6話・9分17秒、挿入歌Bメロ、安曇くんが待つホームに電車が到着して乗車 (本川越駅・4番ホーム先端)

で、この日はせっかく本川越駅から帰るなら…やっぱりここはレッドアローで!
…ということで、西武新宿線特急「小江戸」に乗車!

10000系の中でもプラチナ・エクスプレス (川越ver.) ラッピングの10104Fでした!
ちなみにニューレッドアローこと10000系は、10話の川越まつりの日に茜・千夏・葵が待ち合わせをした駅の柱にあった広告に描かれていた車両です。


10話・7分32秒で茜・千夏・葵が待ち合わせする駅の柱にある広告の車両 (西武10000系・ニューレッドアロー)

京王沿線に住んでいると西武はあまりよく乗る路線ではないので、なにげにレッドアローに乗ったのは今回が初めての乗車でした!

輪行で行ったので当然自転車があるわけですが、車両の一番後ろの席を取って、自分の座席と後ろの壁の隙間のスペースに自転車を置いて乗りました。
西武10000系の車両最後部は、折りたたんだ状態のDAHONの自転車が入った輪行袋を置くには全然十分なスペースでした。(ここが狭いと輪行サイクリストにはつらい)

11:34本川越発の小江戸20号 西武新宿行きで本川越から高田馬場まで乗車、一旦帰宅してシャワーして着替えてからこの日の現場 (仕事) に入りました。

川越氷川神社

前回5月21日に巡礼に行った後日の放送となる、8話「ヰタ・セクスアリス」で、川越氷川神社縁むすび風鈴のお祭りに行くシーンがありました。
この神社のシーンの作画と美術がめちゃくちゃ綺麗!すごい!…と思って、ああ…なんであのときこの神社の近くまで行ったのに境内まで巡礼しなかったんだ……ああああ…行かなきゃ…!

と思って、後日6月10日、時間も作中と同じ夜の時間帯にもう一度川越まで行って、8話のお祭りのシーン出てきた川越氷川神社に巡礼に行ってきました!

8話のBパート、浴衣を身に纏ってこの世に舞い降りた天使・水野さんが登場して、最初に2人が行ったのは菓子屋横丁川越一番街商店街でしたが、そのあと川越氷川神社へ移動します。
このときの神社の背景カットが、大鳥居のあたりから本殿の方を向いた、このあたりです。


8話・16分20秒、氷川神社のお祭りの背景 (川越氷川神社)

作中で風鈴がたくさん飾られた美しい光景実際の川越氷川神社で行われている「縁むすび風鈴のものです。
今年2017年は7月1日~9月10日の開催*で、巡礼に行った6月10日はまだ期間前だったんですが、このときは夏の到来を感じさせる、かざぐるまが飾り付けられていました! (*参考: 縁むすび風鈴ー川越氷川神社【特設サイト】)

作中で登場した風鈴の代わりに、かざぐるまで撮影。

神社に到着して、画は鳥居の背景で音は水野さんが「風鈴に願い事書けるんだって」というシーン、こちらは交差点のところにある鳥居です。


8話・17分09秒、鳥居の背景 水野さん「風鈴に願い事書けるんだって」(川越氷川神社・鳥居)

安曇くんと水野さんが風鈴に願い事を書いていた場所、本殿の前から振り返って入口の鳥居の方を向いた、このあたりですね!

そして2回目の巡礼に行ったさらに後日、11話「学問のすすめ」もう一度2人が川越氷川神社にお参りにきたシーンで再び登場しました。
画はこの場所の背景だけで、音は茜ちゃんが「家族の応援って大事だよね」って言っていたところです。


8話・17分25秒、安曇くんと水野さんが風鈴に願い事を書いているところ/11話・18分12秒、神社の背景で声だけ「うん、家族の応援って大事だよね」 (川越氷川神社・鳥居、手水舎)

本殿8話のお祭りのときに安曇くんと水野さんもお参りしていました。


8話・17分42秒、お参りする安曇くんと水野さん (川越氷川神社・本殿)

それから、8話でお参りしたあとに2人が歩いた絵馬トンネル!
11話でも「私も、年明けたらすぐ試験だ」「お互いがんばろ」と言ってたときの背景が絵馬トンネルでした。


8話・17分53秒、お参りした後、絵馬トンネルを歩く安曇くんと水野さん/11話・18分46秒、絵馬トンネルの背景で、「私も、年明けたらすぐ試験だ」「お互いがんばろ」 (川越氷川神社・絵馬トンネル)

O.A.のとき作中のカットがきれいですごいなーと思ってたら、行ったら実際に上も横も一面に絵馬がびっしりで見事なトンネルでした!

境内には小川が流れていて、人の形の和紙を流す「人形流し(ひとがたながし) が行われます。

11話で茜ちゃんが「お母さん、ずっと見ててくれたんだなって思って、ちょっと泣いちゃった」と言ってたところで、作中でも人形を流していました。
8話では小川がライトアップされて、ちょうどこの場所に2人が立っていました。


8話・18分06秒、ライトアップされた小川の前「次行く?」「行こうか」/11話・18分24秒、小川に人形を流すところ「お母さん、ずっと見ててくれたんだなって思って、ちょっと泣いちゃった」 (川越氷川神社・小川)

小川のすぐ手前、8話で安曇くんが水野さんに絆創膏を貼って、そのあと水野さんが安曇くんにプレゼントを渡した場所が、小川と鳥居建立碑の前のこのあたり!


8話・18分40秒、安曇くんが水野さんに絆創膏を貼って、水野さんが安曇くんにプレゼントを渡すところ (川越氷川神社・小川と鳥居建立碑の前)

そして、8話の神社から新河岸川氷川橋での初めて名前で呼び合ったシーンがあり、そのあと8話ラストで最後に2人が願い事を書いた風鈴が吊されているという粋なカット、鳥居下の風鈴棚でした!
(自分が行ったときはかざぐるまが飾られていたので、かざぐるまで代用)


8話・21分44秒、最後に2人が願い事を書いた風鈴が吊されている風鈴棚のカット (川越氷川神社・鳥居下)

そんなかんじで、2回にわたって川越に巡礼してきました。
(この日の現場が夕方で終わったのでその後に行ったというのもありますが、) 氷川神社に行ったのが夜の22時~23時頃だったので、さすがに人が全然いなかったですw

このときの風車や絵馬トンネルも綺麗だったので、縁むすび風鈴もきっと綺麗なんだろうなあ…ちょうど放送終了後に合わせたかのように7月1日から9月10日まで縁むすび風鈴が始まったようですので、これから巡礼に行くにはちょうどいいタイミングかもしれませんね。

縁むすび風鈴ー川越氷川神社【特設サイト】縁結びの神様 川越氷川神社:安産、お宮参り、戌の日

京都で登場した場所

最後におまけ。

2015年2016年と2017年に、けいおん!響け!ユーフォニアムたまこまーけっと有頂天家族四畳半神話大系の巡礼で3回京都に行ったんですが、4話の修学旅行の回で、たまたま当時自分が京都で行ってた場所がいくつか出てきましたので、それらも貼っていきます!

まず新幹線に乗って京都に着いた時の背景カットいくつか、こちらがJR京都駅の駅ビルの吹き抜け
(ちなみにこの場所のすぐ背後が、響け!ユーフォニアム27話「えきびるコンサート」で宝島を演奏した大階段室町小路広場です)


4話・6分05秒、京都に到着したときの背景 (JR京都駅・室町小路広場付近から駅ビル吹き抜け内部)

京都駅前から見た京都タワーと、清水寺も出てきました。


4話・6分13秒、京都に到着したときの背景 (京都タワー、京都駅・烏丸中央口付近から)


4話・6分21秒、京都の清水寺の背景 (清水寺・奥の院前の展望台から)

ホテルを出て自由行動に行くとき、間の川のカットは京都の市街地を代表する川、鴨川四条大橋あたりから三条大橋の方向を向いた、このあたりでしょうか!
(鴨川有頂天家族夜は短し歩けよ乙女など森見登美彦先生作品でもよく出てきますね)


4話・15分15秒、ホテルを出て自由行動に行くときの川の背景 (鴨川・四条大橋から三条大橋方面)

水野さんたち一行が行った神社は八坂神社
四条通東大路通に突き当たる祇園交差点にある西楼門が映っていました。


4話・15分35秒、水野さんたち一行が行った神社のカット (八坂神社・西楼門)

水野さんと安曇くんが大丸のデパートの前で待ち合わせしていましたが、すれ違ってなかなか会えないシーン、(さすがに京都行ったのが放送開始前なのでぴったり同じ場所では撮っていないんですが、) 大丸ということはこのときにいた通りは、京都の中心地を通る四条通ですね!


4話・17分00秒以降、水野さんと安曇くんが待ち合わせするはずがなかなか出会えないあたりの通り (四条通)

そのあと偶然千夏たちに会って、スマホを貸してもらってなんとか連絡を取れたというシーン、ここのアーケードの商店街は、先ほどの四条通から1本裏に入った、錦市場商店街ですね!
現実の位置関係的にも、実際にけっこう安曇くん、あと少しの惜しいところにいたということになりますね。


4話・19分30秒以降、安曇くんが千夏たちに会ってスマホを貸してもらう商店街 (錦市場商店街)

そしてなにげにこの作品で良さみを一気に引き上げていたのが、各話のクライマックスとなるシーンで差し込んでくる挿入歌。

しかもこれが全部ちょっと前の曲のカバー曲でして、特に90年代~00年代の音楽を10代の頃に聴いて育ってきた、自分のような30歳前後の世代には、この挿入歌のセレクトがまたもうドツボだったんじゃないでしょうか!

その回の良い~ところで歌をぶつけてくるっていうの、ほんとずるいって言いたくなるほど、ダメ押しで良さがグッと増して、ほんとこれにはやられました!

以上

そんなかんじで、月がきれいの巡礼レポートは以上です!
12話分を一気に書いてしまったので、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

こんな作品が放送された2017年に、リアルタイムで立ち合うことができてよかった…
ありがとう月がきれい…ありがとうございました…

それでは夏コミの進捗が本当にやばいので、もうあとは夏コミの制作に専念しようと思います (遅い)

ではでは。

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2017-07-06T04:04:27+09:00 | by XIAORING | このエントリーのURL